シャンバラなブログ

シャンバラな日々のお仕事以外の旅やつれづれをつづります。

frifot&nakatorma

11月7日、松阪のサライというライブハウスで行われた
北欧スウェーデンからやってきたfrifot(フリーフォート)のライブに行ってきました。
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オープニングアクトは
地元松阪のヨーロッパの民族音楽バンド
nakatrma(ナカトルマ)
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不思議な弦楽器ニッケルハルパを操る
鳥谷竜司さん率いるバンドです。
(右端の人、持ってる楽器はニッケルハルパではないです。)
まだこのメンバーの他に2人いるのですが
お客さんに埋もれて見えませんでした。><)


聞いたことのない見たことのない
ヨーロッパの民族楽器がいくつも現れて演奏が始まります。
木や竹で出来たアコースティックな楽器のエキゾチックな響きと
ヴォーカルのアヤちゃんの
独特の発声法で詠う摩訶不思議なヴォーカルが
東ヨーロッパのおとぎ話の世界に連れて行ってくれます。


時に陽気に、時に物悲しく美しく
ロマやケルトの世界が広がります。
ずーっとずーっと浸っていたくなるnakatrmaの演奏でした。
言葉ではとても説明できないくらいいいバンドです。
また今度シャンバラでイベントするときは
出演をお願いしようかと思っています。

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外人は握力が違うのか
肉食べてるからなのか
同じ弦楽器でも音が全く違って聞えます。
nakatrmaは情感豊かで繊細な演奏でしたが
frifotは一音一音に力がみなぎってすごい迫力ある演奏でした。
マンドーラというギターに似た弦楽器と
フィドル(ヴァイオリン)2本の編成です。
たった3台の楽器でも5-6台分の音が出ていました。


ヴォーカルの女性の声もパワフル。
スウェーデンの大地が浮かび上がってきます。
3人のコーラスもとても美しかったです。
角笛や二本のブルースハープ
駆使したコミカルな演奏にも会場が沸きました。
親しみのある暖かなメロディラインが耳にすぐなじみます。


フライヤーにはスウェーデンのフォークミュージックと書いてありましたが
スウェーデンのカントリー&ウエスタンな感じがしました。
カントリー&ウエスタンじゃなくて北欧だから
カントリー&ノーザンですか。
でもアメリカのカントリーミュージックのようなベタさはなくて
さすがは北欧、少し洗練されておしゃれでした。
北欧に行ってみたくなりました。


nakatormaのHP http://www.saharableu.com/nakatorma.html


frifotのHP   http://www.frifot.se/