シャンバラなブログ

シャンバラな日々のお仕事以外の旅やつれづれをつづります。

伊勢-バンコク


バンコクにくる時はたいてい
午前1時15分発の深夜便に乗ります。
時間が節約できるからです。
でもバンコク到着が午前5時半ごろなので
ほとんど眠れませんが。


伊勢を午後7時半の近鉄電車に乗って
大阪で空港バスに乗り換えて
10時過ぎには関西国際空港に到着します。


深夜発の飛行機は
タイ航空のみなので
空港はがらんとしています。
もちろんお店もほとんど閉まっています。
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深夜便を利用する人は意外とたくさんいるもので
ゴルフバッグを持ったおじさん達のグループが多いです。
おじさん達と言っても
ぼくと年齢はそんなに変わらないか^^。


あとは若い女の子のグループも意外に多いです。
残りはスーツを着たビジネスマンっぽい人
スーツを着ていないビジネスマンっぽくない
ビジネスマンはぼくです。


座席はほぼ満員でしたが
ぼくは運良く3列席を独占できて
横になって眠ることができました。
これにはちょっとした裏技があるのです。
チェックインの時に
後のほうの座席の真ん中の列の通路側をリクエストすると
最後部から2番目くらいまでは
スタッフのために空けている場合が多いのです。
なので毎回ではありませんが
結構高い確率で並んだ3席を独占できます。


深夜なので機内サービスはコップに入れたジュースやお茶を
トレイに載せて客室乗務員(CA)が運んで終わり。
ビールも頼めば持って来てくれますが、
ジントニックやワインなんかはありません。


これが同じ深夜便でもバンコクーデリー間だと
きっちりカートにいろんな酒ビンを並べて
配ってくれるのです。
日本人はおとなしいから
「これでいいや」と思われてるのではないか、
と勘ぐってしまいます。
インド人はあれもってこい、これもってこいとうるさいからでしょうか?
この違いはどうなんでしょう?タイ航空?


まあ、とにかく明日から仕入れなので
ちょっとでも体力温存のため寝ました。
寝た、と言っても熟睡とは程遠いですが。
それでもビールだけはしっかり貰いました。
やがて到着1時間半前になると朝ごはんが配られます。
日本時間で午前5時半ごろ。
さっき寝たばっかりじゃないか、
こんな時間に食べられるもんか。
と頭では思っていても
身体はしっかり反応して
オムレツとパンとフルーツとヨーグルトを全部平らげました。

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程なく無事バンコクに到着。
空気がもわっとぬるーい。気温27度。
寒いのに慣れていたからなんかこのぬるさがイヤ、と思いつつ
眠気で朦朧(もうろう)としながら入国。
タクシーに乗っていつものホテルに向かうころには
夜が明け始めました。
高速道路からやがてバンコクの高層ビル群が見えてきます。
ぼくを乗せたタクシーはその高層ビル群の中に吸い込まれてゆき
高層ビルの谷底にある小さなホテルに到着しました。


部屋に通されると
荷物を開いて着替えの服をクローゼットにしまい
洗面用具をバスルームに
仕事の道具や本やそのほかのモノを棚やテーブルにおいて
すっかり自分の部屋に変身させます。


そっから一眠りしますが熟睡は出来ずに
うだうだしながらも外にでかける準備して
気持を仕事モードに切り替えます。
仕事に行く前は
ベッドの端に腰掛けて、背筋を伸ばして
時間にして2-3分、呼吸にして15呼吸くらいプチ瞑想をします。
試合前の選手、ステージ直前の歌手のように。
これをすると気合がはいります。


そうしてドアを開けて街にでかけます。
これから楽しくてつらくてハードで嬉しくて
時々病気になって苦しんでゆっくりリラックスもできる
仕入れの大冒険が始まるのです。
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