レイ・ブラッドベリ
本を読むと読んだ端から内容を忘れてしまう事が多い。
本屋で本を買ってきて
半分くらいまで読んで「あれ、これ前に読んだ事があるぞ」
と思い出したりすることも多々ある。
脳細胞がいくつかイカレてるのか?
読んだ本くらいきちんと覚えておいてくれる脳みそがほしい。
そうすればもう少しマシな人間になってたかも。
レイ・ブラッドベリもたくさん読んだがストーリーはほぼ忘れた。
昔はSFが流行っていて
今はSFなんてほとんど死語に近くなっていますが
ハヤカワSF文庫やサンリオ文庫の未来チックな
表紙イラストを本屋で眺めるのが好きでした。
フィリップKディックとかハイラインとかACクラークとか
海外SFをいろいろ読んだけど
一番すきなのは筒井康隆です^^。
10月はたそがれの国、というのは
レイブラッドベリの小説集のタイトルです。
原題はthe October Couneryだったと思うのですが
訳が絶妙ですね。
秋の日はつるべ落とし。
秋の株価もつるべ落とし。
株とか買ったことも買おうと思ったこともありませんが
世の中がこれからは不景気になるのかしら?
私たちの暮らしはどうなってしまうのかしら?
とみんなが不安になっているのでしょうか?
まさにたそがれの国ですね。
うちの生活だって安定してるとはとても言えません。
毎日が綱渡りの自転車操業です。
まだ自転車をこげてるうちはいいけれど
誰か一人でも倒れたら、一気にがけっぷちです。
しかし、生まれてこのかた
(数年間を除けば)
安定していると思ったこと(思えたこと)が一度もないので
いつもがけっぷちを歩くのが当たり前みたいな生活なので
がけっぷちの歩き方が
多少上手になったように思えます。
人間の歴史だって人類が生まれて何万年か
常に存亡の危機にさらされていた訳で
危機が今始まったというわけでもないのだと思います。
危機を抜けだす方法はただひとつ、
今、自分に与えられた
仕事があることを感謝しつつ
助けていただいたたくさんの人に感謝しつつ
一生懸命にやることではないでしょうか?
家族、友人、お客さん、同じ町に住む人、おなじクニに住む人
同じ星に生きる人、同じ星に生きるイノチ。
どうすれば多くの人に喜んでもらえるか?
自分に何ができるか?
それを考えるのにちょうどいい
10月はたそがれの国です。