横浜トリエンナーレ
伊勢を夜行バスで発ち、朝池袋に到着し、
電車を乗り継いで横浜桜木町駅に降り立ちました。
テレビや雑誌で見たことのある
ランドマークタワーがどどーんとそびえていました。
無事、シャンバラを閉店したご褒美に
かねてから行って見たかった横浜トリエンナーレに
行けることになりました。
但し、小学生の娘を連れて、ですが。
横浜トリエンナーレ、といっても
10人中9人までほぼ誰もしりませんが、
3年に一度開かれる現代美術のオリンピック、
と言ったらわかりやすいでしょうか?
会場は3つあって、そのひとつはこの赤レンガの倉庫でした。
とてもシックでアンティークな建物が
モダンなギャラリーにリノベーションされていました。
朝早く着いて時間があったので海を見ながらぼんやりと過ごしました。
犬を連れた人、ジョギングする人
あたたかないいお天気です。
現代美術というとなんだかとっつきにくいと
思われる方が多いかと思われますが
いちいち作品を言葉で説明しようとするから
難解になるのであって
逆に言えば
言葉で説明できないモノだからこそ
ヴィジュアルやインスタレーションで表現しているのだから
あえて、言葉に置き換える必要はないのだと思います。
ただ、見たまま感じたままでいいのだと思います。
映像作品も結構たくさんあったのですが
ぼくはじっくりと見たかったのですが
やはり小学生には退屈だったようで
多くはスルーしました。
連れてゆく条件として
絶対に「つまらない、退屈」と言わない、
と釘を刺したせいか、
彼女はその約束を守りましたが
じっと、待っていられると
こっちが集中して見れなくて
やっぱり一人で来たかった、とちょっぴり後悔もしました。
最初の写真の、通路にいろいろな言葉が
書き連ねてある作品は結構心に訴えかけてくれたりもしました。
中にはなんだか高校生の文化祭の作品のようにしか
思えないようなものもあり
いいんだかわるいんだか
それでもトリエンナーレに出品されているくらいだから
ある程度の評価を得ているのでしょうが
やっぱりなんだかよくわからない部分もありました。
子どもにしてみれば
なんだかもっとよくわからないだろうと想うのですが
今はよく分からなくても
こういう世界もあるというのを知っておくのは
決して悪くないと思います。
それともヘンな大人になったりして^^
↑横浜港に浮かべたインスタレーションです。
と言うのはうそ、で会場近くの港に漂っていたゴミです。^^
これもなんだか作品に見えました。