美杉村 伊勢興津
三重を代表するローカル線、JR名松線の終着駅伊勢奥津。
今は、去年の台風で線路がながされたまま
赤字と言うこともあり復旧の目途がたっていないまま、
列車の来ない終着駅です。
若宮八幡宮で初詣を終えて
伊勢奥津の町をぶらっとしました。
伊勢奥津は奈良と伊勢を結ぶ
伊勢本街道の宿場町でもありますが、
今は忘れられたような閑散とした街です。
それでも各家々に手作りの暖簾がかけられて
お正月の飾りの餅花がかざってありました。
味わい深くてかわいいのです。
魚もりは魚屋さんですね。
駅前旅館かめしやさん?煙草小売所の看板も見えます。
名松線が開通したころは林業景気で
もっと活気があったのでしょうね。
どこの家にもかわいい暖簾がかけられています。
これだけでずいぶん家や町並みの印象がかわるものですね。
造り酒屋さんもあります。
酒屋さんの駐車場にあった鳥居のようなオブジェ。
お約束の?キリストの看板。
壁はキリスト教、玄関に回ると暖簾は
おじぞうさんはにこにこ何でも見てござる。^^)
通りは誰も歩いてなくて
しん、と静まり返っていました。
太陽だけが冷たい空気をすこしだけ暖めていました。