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今日は2月らしい寒い日ですね。
シャンバラにいらっしゃるお客様は
平日はおなじみのお客さんが多いですが
土曜、日曜は知らないお客さんや観光客の方が多いです。
多いといっても駅前は全国どこでも同じで
閑散とした通りになってしまいましたが・・・。
7-8年前までは
駅前は本当に人がたくさん歩いていました。
おしゃれなブティクや雑貨やさん古着屋さんも
たくさんあってにぎやかでした。
シャンバラにもひっきりなしにお客さんが来ました。
駅前にあったジャスコが郊外に移転し三交百貨店が閉店して
郊外に新しいショッピングセンターが次々にできると
駅前のお客さんはほぼ10分の1くらいに減りました。
これも時代の流れですね。
伊勢はその昔、河崎が一番の繁華街でした。
戦後アーケードの商店街、「銀座新道」ができて長い間、
隆盛を誇っていました。
伊勢市駅前周辺に繁華街は移ってゆき、
そうして今、伊勢のお客さんは郊外のショッピングセンターに集まっています。
観光としても駅前は伊勢神宮外宮の門前町、
神宮参道という立派な名前をいただいている割には本当にさびしい通りです。
観光客はほとんどすべて内宮前「おかげ横丁」に行ってしまい
外宮さんは素通りです。
それは結局駅前、外宮参道に魅力がなくなってしまったのでしょう。
おととしから去年までほぼ1年以上をかけて約2億円の巨費を投じて
長さ約1kmに満たない神宮参道の道路改修をしました。
長い工事期間、道路は通行止めで営業もできない日も多くて
大変苦しい思いをしました。
さまざまなイベントを開催できるように
道路の段差をなくして道を広くするための
官民協働の事業だという触れ込みでしたが
あまり期待していませんでしたが
やっぱりお客さんは増えたという実感はまるでないです。
「さまざまなイベント」もオープニングイベントを一回やっただけで
あとは年に2回行われる伊勢楽市のみで
以前と何も変わりません。
伊勢楽市のために2億円を投じたのでしょうか?
個人の一店舗がいくらがんばってもやはり限界があります。
今、伊勢市は17億円の巨額の資金を国から援助してもらって
駅前再開発プロジェクトを進めようとしています。
果たしてそれがどのくらい効果があるか大いに疑問です。
先日、市議会議員の鈴木健一さん主催による
駅前開発の説明会で初めて17億円のプロジェクトの話を聴きました。
伊勢市の開発担当の役人さんも出席してそのお話を聞きました。
17億円で駅前交流センター、多目的ホールの建設を中心に・・・
という計画があるそうです。
伊勢にはいくつ多目的ホールがあるのでしょう?
観光文化会館、伊勢トピア、御園ハートランド、シティプラザ、サンアリーナ・・・
そんなに多目的ホールばっかり作ってどうするのかな?^^
まだこの計画は決定ではなくて
多くの市民の皆さんの意見を取り入れてゆくようなことを
おっっしゃっておりましたが
それも期限付きで
今年中に計画案を出さないと17億円は国に返還しなければならないそうです。
そんな大事な事なのに
一般市民にはほとんど知らされていませんでした。
知らされていたのでしょうが
ぼくを含め、ほとんどの市民は知りません。
ぼくも鈴木さんに誘われて駅前会議に出席して初めて知りました。
もっとも、ぼくも駅前問題とかにはほとんど無関心でいたので
あんまり他を責める立場にはありませんが、
知ってしまった以上、意見くらいは言いたいです。
いちおう納税者ですので^^。
またこのことはしばらく
続けて書いてゆきたいと思っています。
また神宮参道のあれこれも写真に撮ってUPしてゆきたいです。
やっぱり16年もこの通りにお店を出させていただいたので
愛着もありますし、
やっぱり街が楽しくなってほしいと強く願うからです。