シャンバラなブログ

シャンバラな日々のお仕事以外の旅やつれづれをつづります。

風の旅人

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ある日、「風の旅人」という雑誌が送られてきました。
「わたしたちの雑誌と同じにおいを感じました」
だっけな、なんかそういうちょっと心くすぐるお手紙も添えられていました。
とても美しい写真がたくさん載っている旅の雑誌です。
執筆者も田口ランディ森達也、養老猛司など
聞いたことある有名な人が並んでいました。
すごく豪華なつくりで印刷もきれいです。


その後編集部さんからメールが届き、
シャンバラのお店に置いてもらえないか、というので
しばらく委託販売させていただくことになりました。


編集部の方の応対もとてもきちんとしていて
雑誌のポリシーがそのまま伝わってくるようでした。


こういう雑誌ならお店で販売してみたい、とは思いましたが
果たしてうちのお客さんでこの本に反応を示してくれる人が
何人いるかしら?と
お客さんの顔を思い浮かべると少し不安になりました。^^
来客人数もそれほどないお店です。


本屋というのはぼくの理想の商売でもあります。
そのうちヴィレッジヴァンガードみたいな
本と雑貨のお店にしてみたい気もします。
もっともあんな大がかりにはできませんが
もっとミニマルな感じで、
自分の気に入った作家と気に入ったジャンルの本だけを置く本屋さんというのを
いつかやってみたいとは思いますが
売れないだろうな、と思います。


なんせ生まれながらのマイナー好み。
いつでも小数派になってしまいます。
別に少数派好きではないんですが
確かに大勢で群れたりするのはどっちかというと苦手です。
好みや興味の対象が多くの人とかなりずれているのでしょうねえ。
それでも少数派の人に支えられて細々とお店を続けてこられました。



風の旅人もそんな雑誌です。
決して群れずに妥協せずに
自分の信じた道を行く。みたいな。

ぼくの場合は、
決して群れませんが、妥協をくりかえし
自分の信じた道だけど迷いながらうろうろする。ですが

まあ似てなくもないか。



22号では伊勢神宮の特集が組まれています。
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普段、大臣と言えどもココまでは入れない、
というお宮さんの中まで入って
写真を撮っています。
伊勢神宮ファンは必携です。
ぜひ買いにきてくださいね。

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風の旅人のホームページ
http://www.kazetabi.com/