アート&カルチャーセンター
仕事が早く片付いたので散歩にでかけました。
バンコクは散歩が非常に楽しくない街です。
大通りはいつも渋滞していて騒音と排気ガスがすごいです。
狭い道でも車やバイクがひっきりなしに通ります。
なのでのんびりゆったり散歩できるところがありません。
それでも無理やり?散歩に出かけました。
昔、友だちが借りていたアパートの前を通りがかりました。
アパートは半分に切断されていて
前の運河に橋がかかっていました。
昔はよくこのアパートに泊めてもらっていました。
この土が盛られているところに
テニスコートとプールがあったのです。
瀟洒な感じ静かなアパートで、
バンコクで唯一静寂を感じられるところでした。
今はずいぶん趣が変わってしまいましたが
静かさはあまり変わっていないようです。
運河にかかる橋を渡ると
いきなりセレブ空間の
サイアムパラゴンと言うショッピングセンターに出ました。
いろんなブランド物のshopが並んでいますが、
ブランド物には全く興味が沸かず
面白くありませんので素通り。
その向こう側にある
マーブンクロンという庶民的なショッピングセンターに行こうとおもったのでした。
歩道橋をわたっていたら
不思議な建物を見つけました。
Thai art&culture center と書いてあります。
こんな建物がいつ出来たのかまったく知りませんでした。
この界隈に来るのも4-5年ぶりです。
中はこんな感じ。
タイのビルは吹き抜けが多いです。
日本だったら耐震構造とか考えなければいけないので
なかなか難しいのでしょうね。
日本の現代美術作家の展覧会を開催していました。
去年行った横浜トリエンナーレを思い出しました。
なかなか楽しかったです。
そこでしばらく遊んで
マーブンクロンセンターに行きました。
ここはショッピングセンターと言うより市場です。
ここに来るのは7-8年ぶりですが
ほとんど変わっていませんでした。
しかし、変わっていないだけに
吹き抜けもなく天井も低く
何もかも古びていて
その上にものすごい大混雑。
ここの4階はすべて携帯屋
そしてなんだか食べ物の臭いが充満しています。
だんだんと息が詰まってきて
脂汗がにじみ
このままここで窒息死しそうな気分になってきました。
早く出たい、と思い急いで脱出しました。
セレブでも庶民でも
ショッピングセンターはやはり苦手です。
しかし、これが仕入れとなると
別段何も感じないのは不思議ですね。
人ごみとかよりも
商品を探すのに集中しているからでしょうか?
帰りはトゥクトゥクに少しぼられましたが
一刻も早く部屋に戻りたかったので
速攻でかえりました。