松阪はにわ館
タイから戻った翌々日、
松阪から
「こんなん出たんやに」と言うので
行ってみました。
うそ。本当は高校の美術展を見に行ったのです。
会場はここ。
イタリアのフィレンツェ郊外にあるイタリアンビーフで有名な松阪市です。
東洋紡の工場跡地の赤レンガ倉庫をギャラリーにしています。
三重県南勢地区の高校美術部の合同美術展でした。
言わば、美術部の甲子園、じゃないや松阪市営球場です。
たくさんの高校生たちの力作が並んでいました。
どこかの高校生の作品↓
娘の先輩の作品↓
娘の先輩の作品↓
娘の作品↓
庭にははにわがごろごろ
はにわ館入場料大人100円!
古墳から出土した舟形はにわです。
巨大です。
前方後円墳の模型です。
この小さく取り囲んでいるのが
はにわや土器です。
左の突起を拡大してみると
土器をびっしりと埋めたのですね。
どれだけの人数がこの墓のために狩り出されたかを
考えるといかに王様の権力が強かったのかがわかりますね。
意外と武人や馬はほとんどなくて
家型はにわが多かったです。
この舟形はにわもこのまま出土したわけではなくて、
ほとんどバラバラの形で出土したそうです。
奈良のどこかに、これと同じ船の絵がのこされていて
それを参考にして組み立てられたそうです。
出土したときの写真見せてもらいましたが
ほとんどジグソー^パズルのピースみたいでした。
よく、あの断片からこれが出来上がるものだ、と感心しました。
しばし、心は弥生時代へ。
イタリアで言えばローマ時代ですね。
ちなみに、お分かりかとは思いますが
このゴシック風教会風チャペルは
はにわ館のとなりにある結婚式場です。