スーツを買いに
先日、仕事が早く終わり、ちょっと時間ができたので スーツを買いに伊勢丹デパートに行きました。
ホテルから伊勢丹までは歩いて10分ほどで、紀伊国屋書店やシネコンもあるのでたまにヒマなときにぶらぶら行きます。
今回はぶらぶらではなくてスーツを買いに、です。
スーツってあのサラリーマンとか
ブラッドピットとかが着ているスーツです。
スーツとは縁遠い生活をしています。
そう言えば周りの知人友人にスーツを着て仕事している人、ほぼ皆無です。
そのぼくがなぜにスーツかというと 伊達や酔狂でもありません。 某国のロイヤルファミリーに招待されたとかでもなくて
子供の卒業式と中学の入学式がもうすぐあるのです。
それでスーツを買おうとおもって
クレジットカード握り締めて
伊勢丹に行きました。
伊勢丹のメンズ売り場でざっと選んで
イタリアの高級ブランドのスーツを買いました。
こう見えてもスーツ、似合うんです。 ^^
なんて、ここに書く予定で行ったのですが
いざ、スーツの値段見てみると
上下で5万円ほど。
5万円の服なんて
とおーい昔の10代のころ、
出始めのダウンジャケットに大枚はたいて買った記憶があるきりです。
子供の小学校の入学式の時は、大阪でYMOの着ている人民服みたいなマオカラーのスーツのようなものを買いました。
セールだったのですがそれも結構な値段しました。
でももうどこにあるのかわかりませんし、
やっぱりブラピのようなちゃんとしたスーツが着たいのです。^^
デカプリオでもジョニーデップでもなくスーツと言えばぼくの中ではブラピです。パルプフィクションのトラボルタもスーツのイメージがありますが・・・。まあそれはさておき。
だいたい日本でも服屋で服を買ったりしたこともなくて
まあ、シャンバラのあまりモノとか
仕入れのついでに自分用に買うとかで
普段着ている服はほとんどよれよれの擦り切れたものばっかりで「ちゃんとした服」はほぼ皆無です。
スニーカーとかジーパンすらも持っていません。
それが
いきなり、5万円のスーツは無茶というものです。
自転車からいきなりF1に乗るようなものです。
クレジットカードは握りしめてきたものの
スーツ売り場の雰囲気に気おされて
すごすごと帰って着ました。
インド人のカスタムテーラーに行けば
200ドルくらいでスーツ2枚とシャツとタイを作ってくれる
とタイのフリーペーパーとかにたくさん広告がでているのですが なかなかそんな時間もありませんし、
インド人の押しに負けて光沢入りのタイシルクのスーツなんか作られて演歌歌手のようになってしまったら・・・。鼠先輩のようになってしまったら・・・。
と不安で行けません。
かといって日本の洋服の●山とか
量販店に行くのもなんかイヤだなあ。
三浦●和みたいになるのもなあ・・・。
まだ和義の方がましかもなあ。
いっそのこと羽織はかまの方が似合いそうかな。
しかし羽織はかまの方がもっと高くつきそう。
などととずっと悩んでいたのです。
日本に電話してユキちゃんに相談すると
YMOにしときいや。と言われるし・・・。
で、今日、ふとひらめいて
そうだ、その手があったのだ!
と、探したら
まさに「これこれ」って感じで揃いました。
スーツと言うか
ジャケットとシャツとパンツをばらばらに買ったので
厳密に言えば アンサンブルとでも言うのでしょうか。
ついでにちょっとカジュアルっぽいジャケットもかっちゃった。^^ シャツも2枚買いました。
仕入れのお買い物も楽しいですが
自分のお買い物は更に楽しいですね。
お客様の気持がよく分かります^^。
これで
伊勢丹もインド人のテーラーにも
洋服の●山にも行かずにすみました。