宮川花火大会
花火好きの親戚のみなさんに誘われて
毎年花火を見に行きます。
子供のころから宮川花火大会の会場のすぐ近くに住んでいたので
花火は身近なものでした。
毎年このころになると
プロ野球のオールスター戦の中継がどこからか
誰かの持っているラジオからか
流れてきて王や長嶋がまだ現役でした。
花火とオールスター戦はワンセットで
ぼくの昭和史にあります。
なので毎年必ず花火は見に行きます。
それが暗黙の年間行事のようになっています。
連続して何百発という花火を上げる
スターマインの仕掛け花火が何より好きでした。
地の底から涌きあがるような
体内にいる小人の和太鼓奏者が
左胸でドンドコドンドドドドドドと
乱れ打ちしているような心臓直撃の衝撃音。
視界全てが炸裂する万華鏡となってしまいます。
しかし、数年前から
音楽にあわせて花火を上げるのが流行していて
色彩と爆音に加えて
スピーカーからの音楽
が加わりました。
そでがなんとも好きになれません。
てか
はっきり行って不快です。
ネットをいろいろ見ていて
突然、音楽が鳴り出すページに出くわすと
あわてて閉じてしまった、
ということはありませんか?
ネットなら閉じればいいですが、
音楽は無理矢理、聴きたくない人も聞かされます。
好きな人には心地いいのでしょうが
好きでは無い人にとっては邪魔以外の何者でもありません。
まるでタバコの臭いをしょっちゅうかがされているような気分でした。
たとえそれがお香のいい匂いだったとしても
臭いと感じる人は必ずいるだろうし
そんな人に対して花火の間中、臭いにおいをかがされたらたまりません。
同様の理由で花火の間中、
好きでもない音楽をしかも
音質の悪い小学校の朝礼用スピーカーから
大音量で流すのはどうかやめてください。
二酸化炭素の無駄生産です。
今年はせめて好みの音楽を、と思って
i-podを持って行きました。
しかし、i-podを最大音量にしても
スピーカーからの音量が混じってくるので
両手で耳を覆い、なんとか防御しましたが
おかげで花火に集中できませんでした。
良く考えたら
なんでそんな努力までして花火を見なければならないのだろう。
と考えているうちに
お酒が回ってきてうたた寝しながら花火見たので
それなりに楽しかったです。^^