シャンバラなブログ

シャンバラな日々のお仕事以外の旅やつれづれをつづります。

太陽の塔

吹田市にあります万博記念公園
そこに太陽の塔があります。

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万博のことはアメブロに書いたので
そちらをご覧ください。→アメブロ

最近NHKで放映された岡本太郎の伝記ドラマ
TAROの塔」はご覧になりましたでしょうか?
第4話は万博のことがたくさん出てきて特に良かったです。
岡本太郎役の役者さん(名前忘れたけど)すごく上手。
感動しました。

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今はこんなのどかな公園になっていますが、
1970年当時は
ここが「おまつり広場」となってさまざまなイベントが開催されていたのです。

ここに来るのももう5−6回目です。
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太陽の塔も大好きですが、
国立民族学博物館(みんぱく)が目当てです。

僕の中ではみんぱく太陽の塔はワンセットになっているのです。

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この目玉に立てこもった過激派もいました。
幼心にも「すげえ」って思いました。
あの人は今はどうしているんだろう。



当時は東大紛争をはじめ学生運動のニュースが
毎日テレビのニュースで流れていました。
ベトナム戦争や公害、アポロの月ロケットなど。
あの当時も激動の時代でした。
よく「人間が月へゆく時代に・・・」
という枕詞が使われていたものです。
80年代は火星に行くんだろうな。と
当時の小学生は普通に信じていました。
いまや
20世紀少年」にかなり近い時代になりましたね。



万博で初めて原発で作られた電気がともり
「原子の火」として大いにもてはやされたのも覚えています。
これからの時代は原子力だ!と誰しもが夢を見ていた時代です。
それが40年後の悪夢となるとはなんとも皮肉な話です。



20代の頃にインドに行った時、
カルカッタの安宿で
元「ジャックス」のメンバーの人に会い、
「僕たちは『反博』というのをやっていたんだよ。」という話を聞きました。
ドラマ「TAROの塔」でもその辺のところも
キチンと扱われていてよかったと思います。



万博が良かったのか悪かったのか
今となってはわかりません。
総入場者数6000万人、
日本人が同じ夢を見れた時代の
最期のイベントだったのかもしれませんね。

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太陽の塔と一体化して大満足で帰ってきました。