シャンバラなブログ

シャンバラな日々のお仕事以外の旅やつれづれをつづります。

1月2日の様子です。
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料理長池添さん 夏のキャンプの時も冬のステイの時も
腕をふるってくれました。
彼の作る料理はとびきりです。ただ、美味しいだけじゃなくて
なにか、心に残る味とでもいいましょうか。
きっと福島の子供達の体にとてもいい作用を及ぼすと思います。
池添さん主宰の時芽輝農場のHPはこちら

となりでにこにこはゆりちゃん。
いつもやさしい笑顔の人です。^^

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書き初めをしたようで「作品」が貼られていました。
玄関もずいぶんと楽しげににぎやかになりました。
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みんなの気合いのはいった文字です。
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この翌日11人が帰るので
この日はさよならパーティー兼新年会でした。

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みんなでピザを作ります。
ちゃんと生地からつくります。

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玄関がみんなの共有スペースなのは
各部屋が寝室となっているためです。

31日に初めて訪問して
玄関を開けたらみんなが玄関の上がりがまちで朝ご飯を食べていたので
たまげました。^^
でもとても居心地のいい共有スペースです。

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「大家族」の夕ご飯です。
この他にも写真に映っておりませんが
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たくさん人がいてテーブルも3つくらいでて、
とてもにぎやか。
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食事の後はショータイム!
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ウインターステイ副代表のくみちゃんと
ヨガの先生しょうこさんのインドダンス。
激しい振りで大盛り上がりです。
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子供達と一緒にマルモリ体操。
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フラメンコ。
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盛り上がるギャラリー
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あやのちゃんのすてきなウクレレ
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子供達の「ハゲにも負けず」「入れ歯にもまけず」^^)


ぼくも「紙芝居」を上演させていただきました。
が、自分で写真は撮れないので画像はありません。
だれか写していたら下さいませ。
予想以上にウケた感がありましてよかったです。^^)
「紙芝居が本職ですか?」
「とんでもない。今日が2回目なんですよ」
「慣れてますねー」だなんて言ってもらえてちょっと嬉しかったです。

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帰るときに盛大にお見送りしてもらいました。
というより、玄関がステージ?なので
ステージから立ち去るので
必然的に盛大なお見送りになってしまうのでした。

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女座りしている、ちょっと「アンガールズ」を彷彿させる
いせしまふくしまウインターステイの間宮代表。
夏のキャンプの時は
こどもたちからはハリーポッターというあだ名をつけられ
いじられキャラでちょっと頼りない青年でしたが、
このステイでずいぶんと成長しました。
代表の顔になってきた?かな?^^)

子供達だけでなくみんなが成長してゆくウインターステイだった気がします。

ウインターステイを開催するまでに
ずいぶんともめました。

子供の体調管理は大丈夫か?
医療体制のバックアップは?


9時間に及ぶ会議を重ねて、ちょっと喧嘩にもなりかけたり
ほんとうに苦労して開催にこぎ着けました。
それでも議論は全く無駄ではなかったと思います。
その議論があったからこそ、こうしてとてつもなく楽しい
ウインターステイになったのだと思います。


これはすべて
間宮正博代表。上野正美、宮谷久美子、両副代表の
努力と意思の強さと愛の強さの賜物です。
そうしてそれを支えた
ボランティアのみなさん。
さらにさまざまな支援をしていただいた
伊勢志摩の企業や団体のみなさん。
貴重な資金を寄付してくださったたくさんのみなさま。


おかげさまで寄付金は150万円に迫る勢いです。
宮谷さんはまた、春休みもステイをやりたい、と言っていました。
まだどうなるかはわかりませんが、
その方向でうごきだすことでしょう。


それでも、私たちが福島から招くのはほんのほんのわずかな人たちです。
彼らは私たちの子供達となんの変わりもない普通の小中学生です。
ただ、原発事故のせいで、311 以来、とてもハードな生活を強いられています。
彼らは何も語りませんし、無邪気に遊んで喧嘩して楽しいステイを過ごしていますが
福島ではどんな生活を送ってきたのでしょうか。
そうしてこれからは何を思ってまたあの地域に帰って行くのでしょうか。
僕らには何ができるのでしょうか。


あるお母さんから野菜を送って欲しい。と言われました。
そのお母さんのまわりの友達で
50件もの家庭が汚染のない野菜をほしがっているそうです。
50件の野菜をおくるとなると相当のプロジェクトを組んで取り組まないといけませんし、ぼくらにはその体制をつくるのは今のところはとても難しいことです。
申し訳なかったのですが、返事ができませんでした。


ぼくもやはり自分の生活を維持して行くことが最優先事項だし、
そのためには今はずっと働かなければなりません。
いま自分にできるのはこうやってブログを書いたり
ウインターステイのHPをつくったりすることが精一杯です。
もっといろいろな活動に取り組みたいのですが、今は出来ません。
こうやってステイのスタッフのみなさんが頑張ってくれて本当に嬉しいです。


これを読んでいるみなさんの地域でも
ぜひ福島の子供達を放射能から疎開させるプロジェクトに
ぜひ取り組んでみてください。


逃げたくてもその地域で生きて行かなければならない子供達がたくさんいます。
その子供たちをすこしでも放射能から遠ざけてください。
ノウハウが知りたければ私たちがいつでもお手伝いできる用意があります。
情熱と強い意志さえあればハードルは高くないです。


もし、自分の土地が放射能で汚染されてしまったら。
を考えてみてください。
それがたまたま福島だっただけで
日本全国どこでも起こる可能性があるのです。


http://www.geocities.jp/ayumukai311/winterstay.html
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12月31日の様子はアメブロにupしました。
写真をたくさんUPするのははてなの方が向いています。
なのでステイの様子は以後こちらでupします。